2016年9月3~4日に札幌で開催されている、
「HPH 2016 林業xITハッカソン in sapporo」に参加しています。
普段は林業に関係のないIT技術者と林業関係者を掛けあわせて、
林業に役立つアプリやプロジェクトを創出しようという、
1泊2日のハッカソンです。
初日は、札幌市定山渓の豊平峡ダム上流の林業現場に行きました。
大型バスが頑張って狭い山道を登ったのですが、
残念ながら途中で側溝にはまってしまうというトラブルが発生!
帰りは2kmの山道を徒歩で戻ることになりました。
普段山で働いている私たちには特になんでもないことですが、
IT技術者の方々には、非常に刺激的な現場だったようです。
写真:林業現場でみんなで記念写真!
少し予定が遅れながらも、なんとか札幌のICCに到着しました。
室内では、インプットワークとして、森林管理局のかたと私がお話させて頂きました。
写真:インプットワーク
その後、アイデアソンでアイデア出しを行いました。
アイデア出しの流れも私にとっては新鮮でした。
<今回行ったアイデアソンの流れ>
- 4~5名1組のグループを作る
- 「林業について」というテーマから思いつくことを3つ紙に書く(3分)
- その紙を時計回りに回して、他の人が書いたことに関連することでもいいし、関係なくてもいいので、また3つテーマに沿った思いつくことを3つ書く。これを8回繰り返す。(3分✕8回)
- はじめに自分の書いた紙をみて、書かれた思いつきから、使えそうなアイデアを妄想する。
- 2人一組(できれば話したことのないひと)になり、妄想したアイデアを交互に説明する。これを「スピードストーミング」といい、言われたアイデアに対し、聞き手は必ず「それいいね!」と褒めて、さらにそのアイデアに追加の意見を話す。(3分4回)
- 一度席に戻り、妄想したアイデアで、いいと思うものを2~3個ピックアップして、具体的なアイデア(目的と方法など)を紙に書く。(15分)
- 各自書いたアイデアを机に並べて、みんなでそれを見て、いいと思うアイデアに星印をつけていく。
- 星印が多いアイデアを元に、それを実現したい人たちでチームを作りハッカソンを行う。
(星が多くなくても、自分がいいと思うアイデアでハッカソンを行っても良い)
簡単に書くとこんな感じです。
大事なのは、「否定しないこと」。妄想したアイデアが、すでにあっても、実現性が低くても、夢物語でも、否定せずそれを実現させるにはどうしたらいいのかを考えることです。
写真:アイデアソンの様子
それでは、どんなアイデアが実現するか楽しみです。
1日では厳しいですが、参加者の皆さんは頑張ってください!