注意!この記事はかなり古い情報です。
国土地理院の基盤地図情報数値標高モデル10mDEMを利用して、QGISで北海道のCS立体図を作成しました。
※2017年2月15日にアドレスが変更になりました。
この地図は、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 平28情使、第830号)
CS立体図は、長野県林業研究総合センターで開発された立体的に見える地図です。
QGISでCS立体図の作成方法は、こちらの記事に記載しています。
今回のCS立体図は、曲率図を「Profile Curvature」ではなく、「General Curvature」を使用して、色合いも茶色にしました。
「General Curvature」は、沢地形をより強調して表現でき、等高線だけでは見えない水道(みずみち)が表現できます。
最近、大雨や融雪時に土砂崩れが起きる場所は、みずみちの下流が閉塞されている、もしくはみずみちが極端に変形している箇所で起きているように感じます。
Web地図は、羊蹄山がセンターに表示されるように設定されていますが、市町村名などの住所で位置を検索することができます。
<QGISでの利用>
QGISのタイルレイヤプラグインで利用したい場合には、次のリンクからtsvファイルをダウンロードし、Windowsの場合、「C:\user\[ユーザー名]\.qgis2\python\plugins\TileLayerPlugin\layers」フォルダに保存してください。
その後、タイルレイヤプラグインで「北海道CS立体図」を選択します。
ある程度ズームイン(ズームレベル8以上)しなければ、地図は表示されません。
プロジェクトの座標系を「WGS 84 / Pseudo Mercator EPSG:3857」にして、オンザフライCRS変換を有効にすると、地図の表示が早くなります。
<地図の二次利用について>
この北海道のCS立体図を利用する(印刷して資料に使用したり、webに公開する)には、「北海道CS立体図(国土地理院承認番号 平28情使、第830号)」と記載してください。出所を明示してあれば、自由に利用できます。作成者や国土地理院の承認は必要ありません。
<地図についてのご意見等>
この地図についてのご意見等があれば、下のメールアドレスに内容を記載してメールしてください。
また、地図画像がうまくアップロードされないで、地図が表示されない部分があるかもしれません。その場合も、ズームレベルとタイル座標を確認して、下のメールアドレスにご連絡ください。
qgisshitumonアットgmail.com (アットは「@」に置き換えてください)
よろしくお願いします。