都道府県や市町村がオープンデータを作るときに、施設の一覧などには緯度経度をつけると、地図上に位置が表示されるようになり、オープンデータを便利に利用できるようになります。
オープンデータを利用したアプリを作るときにも、位置情報があると、地図と連携しやすくなります。
しかし、オープンデータを作る担当者にしてみたら、地図から緯度経度を取得して、一覧表に記録するのは結構な手間です。
10個くらいならいいですが、それが100個もあると嫌になります。
そのため、面倒くさくて、オープンデータが進まないということもあるかもしれません。
そこで、北海道限定ですが、施設名称から緯度経度を検索できるCSVファイル「北海道施設位置情報データベース」を作成しました。
おもに国土数値情報を利用して施設の位置を作りましたが、すでに公開されている北海道内の市町村のオープンデータも使っています。
緯度経度データの結合は「CSVJOIN」というフリーソフトや、ExcelのVlookup関数、QGISのフィールド結合などで行なえます。
道内市町村のオープンデータ担当者に使っていただき、オープンデータを簡単に公開できるようにしていただければと思います。
道内のオープンデータが更に進めば良いと思います。