当ブログでもQGISの解説書を公開していますが、
「QGISマニュアル」はVer1.8対応なので少し古いです。
「QGISで森林GISマニュアル」は、Ver2対応ですが、現在(2015年9月)では、
QGISはVer2.10.1となっており、画面の表示や機能が追加されていたり、
少々こちらも古くなってきています。
以前までは発売しているQGISの解説本もVer1.x対応が多かったですが、
最近はVer2対応の解説本も増えてきました。
私の記録用としても、ここで一度まとめておこうと思います。
■[オープンデータ+QGIS]統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方
行政機関などで公開されている「オープンデータ」を、QGISを使って視覚的にわかりやすく表現する方法を解説されています。
いくつかの章に分かれて様々なデータの扱い方が書かれていて、非常にわかりやすいです。
GISの基本や座標参照系などもわかりやすく解説されています。
ある程度QGISを使ったことのある人が、もう一歩地図表現を勉強するのにいい本です。
■QGIS入門 第2版
QGISを初めて使うかたに、まずQGISがどのようソフトなのかわかりやすく説明している解説本です。
第1版は日本で一番初めに発売されたQGISの入門書で、2015年9月にVer2に対応した第2版が発売されました。
■フリーソフトでここまでできる 実務に使う林業GIS
QGISを林業で使うために様々な技を紹介している本です。
GoogleEarthとの連携や、GPSの利用方法なども紹介しています。
林業に特化しているので、林業者にはわかりやすい本となっています。
■QGIS自習室(Kindle版)
AmazonのKindleのみで発売している解説本です。
目的別に分けて発売されていて、一冊100~300円ほどです。
全部買っても1000円しません。
■使ってみよう!QGIS利用ガイド
Amazonで発売されているQGIS解説本。
2015年9月から発売されていて、「01準備編」「02レイヤ操作編」「03レイヤスタイル編」の3冊が発売されています。
今後もシリーズが発売されるようです。
こちらも100~300円と安く発売されています。
また、こちらの本は、紙の本のように表示されるので、見やすいと思います。
それにしても「球児巣 史郎(QGIS知ろう?)」って。
2015年10月3日追記
■QGISの基本と防災活用
北海道大学の橋本教授によるQGISの防災活用マニュアル。
QGISを利用した防災情報の分析方法などを詳しく説明しています。
特に津波浸水データを利用して様々な分析、ハザードマップの作成など
詳しく説明しています。
最新のQGIS2.10.1で説明しています。
紙でも発売されている書籍は基本的に高いですが、
Kindleで発売されている本は非常に安いですね。
もちろん、このブログのように無料で公開されているマニュアルもありますし、
Web検索で使い方を調べることもできます。
今後もたくさんのQGIS解説本が発売されて、
色々選べるようになればいいですね。